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コンシェルジュのリフォームコラム |
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コンシェルジュのリフォームコラム |
トイレの掃除をいつもしている、奥様方・一人暮らしの方・家事を手伝っている皆様
いつもご苦労様です。そんな皆様はお気づきかもしれませんが、便器は昔に比べ、
汚れが付きにくくなっていると思いませんか?
「掃除がしやすい」「ゴシゴシしなくても汚れがスルっと落ちる」など…
それは数年前に比べ、掃除道具も優れてきているのもありますが、
トイレメーカーさんの試行錯誤の繰り返しで汚れがつきにくく改良されているのです!!
今回はそんな便器の素材について、お話しさせて頂きますね。
トイレの汚れの主な原因は?
汚れの中でもっともやっかいなのが「水アカ」といわれています。
一度固着すると、洗剤で洗ったくらいでは落ちません。
固着した水アカにより便器の表面がざらつき、そこに汚れが付着、
さらには細菌が繁殖して黒ずみやピンクカビが便器内部を覆い、
ますます汚れやすくなります。
そこで、汚れを防ぐために撥水性や親水性を利用しています。
撥水性を高めることで水アカを防ぐ効果が高くなります。
一方で、親水性を高めると、汚物汚れは落ちやすくなるものの、
水アカが発生しやすくなります。汚物の汚れと水アカの汚れを
両方同時に防ぐのは難しいとされています。
便器の素材はなにがいいのか?
便器の多くは陶器製が使われています。
陶器は面が滑らかで、もともと汚れがつきにくい素材ですが、
近年はさらに汚れがつきにくく、落としやすい表面加工が
施されています。
従来の陶器の表面には、目に見えない小さな凹凸があり、
このくぼみに細かい汚れが残っていました。
最近では陶器の表面にガラスの層を焼き付ける技術が向上し、
これにより、表面が平滑になり、汚れがつきにくく、
落としやすくなっています。
2006年には「有機ガラス系新素材」という特殊な樹脂を
採用した便器も登場している。陶器が親水性を利用して
汚れを落とすのに対し、有機ガラス系新素材は撥水性を
利用して汚れを防いでいます。
まとめ✏
1.便器の多くは陶器製
2.表面が滑らかになる加工により、汚れが付きにくい
3.親水性(水となじみやすい性質)を利用して、汚れを浮かして洗い流す
4.陶器以外の素材として「有機ガラス系新素材」も登場
撥水性を利用して汚れをつきにくくしている
各社の便器素材を比較!
LIXI
汚物・水アカ・キズ汚れ・細菌すべての汚れに強い「アクアセラミック」
特徴
1.汚物や水アカを防ぐ特殊な物質を釉薬の表面に含み、キズがつきにくい
2.親水性により汚れを浮き上がらせ、黒ずみの原因となる水アカを付着させない
3.高硬度のジルコンを釉薬の表面に含み、キズがつきにくい
4.銀イオンにより、黒ずみの原因となる細菌の繁殖を抑える
TOTO
菌すら入り込めない平滑な表面「セフィオンテクト」
特徴
1.従来の釉薬の上に特殊なガラス層を焼き付け、便器表面を
100万分の1㎜のナノレベルで平滑に仕上げた
2.表面は汚れが水になじみやすい親水性。汚れを浮かせて流れやすくする
3.便器に霧状の水を吹きかける「プレミスト」との併用により、
汚れがさらにつきにくい
パナソニック
水アカをはじき、汚れが付きにくい「有機ガラス系新素材」
特徴
1.アクリル素材をベースとした特殊な樹脂「有機ガラス系新素材」を採用
2.ぬめりや黒ずみの原因となる水アカを水滴ごと弾くため、水アカが固着しにくく、汚れがつきにくい
3.有機ガラス系新素材は水族館や航空機の窓なども使用される素材。
割れやヒビ、キズに強い
カテゴリー:トイレ この記事は、2018.1.18にコンシェルジュ島井が書いています。 |
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