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リノビオってどんなお風呂?Column

 毎日入るお風呂だからこそ、こだわって選びたいですよね。
人によって理想は様々ですが清潔感、保温性、リラックス、好みのコーディネートというキーワードがお風呂選びには欠かせません。

毎日のお手入れのしやすさ、いつでも快適でゆったりくつろげるお風呂、そしてお気に入りの空間。
そんな理想を叶えてくれる魅力の詰まったマンションリフォーム用ユニットバス、LIXILの「リノビオ」シリーズをご案内いたします。

「リノビオ」シリーズには、「リノビオV」「リノビオP」「リノビオBYR」「リノビオフィット」があり、 今回は特に人気の高い「リノビオV」「リノビオP」のご紹介です。

お手入れ、保温性、バリエーションの観点からご案内いたします。


【目次】

・お手入れについて

・保温について

・バリエーションについて

・LIXILリノビオ4タイプの比較



◆お手入れについて

毎日、キレイを保つにはお手入れのしやすいお風呂を選ぶことが重要なポイントです。
できる限り手間は省きたいですよね。
リノビオのお手入れしやすいポイントをまとめました。

【パッとくるりんポイ排水口】
LIXILリノビオパッとくるりんポイ排水口

お風呂の中でも一番掃除が億劫な箇所が排水口です。
そしてお掃除の頻度も高いため楽にお掃除をしたいものです。
髪の毛等がヘアキャッチャーに絡みつき、その上から石鹸カスや皮脂などの汚れが流れるため、広範囲にヌメリやピンク汚れが発生します。
ぬるぬるした髪の毛などの処理は毎日気が重くなります。

LIXILリノビオパッとくるりんポイ排水口2

パっとくるりんポイ排水口は、お風呂の残り湯を流す際、排水口内に渦流を発生させて、髪の毛などの汚れをひとまとめにしてくれます。
ゴミがまとまると狭い範囲にしか汚れが滞留しないため排水口のヌメリを抑えることができるのです。
そして一般的なヘアキャッチャーよりも深さがあり、取っ手がついているため直接髪の毛に触れずに処理することができます。
また、排水口自体も従来の排水口に比べ凹凸のないシンプルな作りになっているためお手入れ楽々。

【キレイサーモフロア】
LIXILリノビオキレイサーモフロア

排水口に次いで汚れが溜まりやすいお風呂の床。
ここも「リノビオ」のお手入れしやすいポイントがつまっています。
床の汚れの原因はいくつかありますが、皮脂汚れもその一つです。

LIXILリノビオキレイサーモフロア2

キレイサーモフロアは複数の層になっており、上層部に「撥油基」と呼ばれる油をはじく成分があるため、床の表面に皮脂汚れがつきにくくなっています。
さらに「親水基」では、水が皮脂汚れの間に入り込み、皮脂汚れを取れやすくします。
この表面処理層にお手入れ楽々のポイントがあるのです。
床表面は溝がついていますが、この部分も清掃性を考慮し浅い形状になっています。
スポンジが溝の奥まで入り込むので軽くこするだけできれいになります。

LIXILリノビオキレイサーモフロア3

お手入れ以外にも、冷たさを感じにくいという特徴もあります。
冬場のお風呂は床が冷たくヒヤッとします。
キレイサーモフロアの断熱層で足裏から逃げる熱を少なくし、冷たさを感じにくくなっています。
さらに、床に溝がついていることで従来の床と比べ、水はけも良くすべりにくい仕様です。
清掃性はもちろん、日常のちょっとしたストレスも軽減してくれそうです。

【キレイ鏡】
LIXILリノビオキレイ鏡

使っていると目立ってくる鏡の汚れ。
ウロコ状の水垢汚れがビッシリと付いてしまいお掃除してもなかなか手強く、取りづらい汚れです。
キレイ鏡は鏡の表面の特殊コーティングが水をはじき、汚れを含んだ水滴が残りにくいのが特徴です。
付着してしまった汚れも、シリカ汚れが化学結合しないため、さっと落とせます。

【キレイドア】
LIXILリノビオキレイドア

お風呂のドアもお手入れのしづらい箇所です。
ドア下部の換気口に付着したホコリや汚れは手が届かずそのままにしている方も多いのではないでしょうか。
また、ドアパッキンのカビも取りづらい部分です。
キレイドアは換気口をタテ枠に埋め込み、ドア下部には凹凸はありません。
拭き掃除だけで簡単にきれいになりそうです。
そして、浴室側のドアパッキンがないためパッキンへ付着するカビをブロック。
カビの生えやすいパッキンをなくすという驚きの発想です。

【まる洗いカウンター】
LIXILリノビオまる洗いカウンター・スリムカウンター

ユニットバスの洗面器カウンターは従来、簡単に取り外しができないものが多く、壁とカウンターの隙間に汚れが溜まりやすいにも関わらず、お手入れに相当苦労する箇所でした。
カウンターはネジで固定されており、中までお掃除をしようとなるとかなりの時間と労力を使います。
対して、まる洗いカウンターは簡単に取り外して洗うことができるので、短時間で取り外しでき毎日のお掃除のついでに細目にお手入れすることができます。
また取り外せることで無理な体勢でのお掃除もしなくて済み、体の負担も軽減できます。
余談ですが、浴槽エプロン部分(浴槽側面)の点検口もなく、こちらも格段にお手入れが楽です。
お風呂はできる限り無理せずきれいに保ちたいですよね。



◆保温について

ユニットバスは在来浴室に比べ保温面でも優れていますが、「リノビオV」はさらに保温性を高めています。
冬場の寒いお風呂に入るのは、誰しも億劫になりがちです。
保温に着目してご紹介いたします。

【サーモバスS】
LIXILリノビオサーモバス

「リノビオV」の浴槽は、外側に断熱材が巻かれており、お風呂のフタにも断熱材が入っています。
浴槽内のお湯は、従来の浴槽の場合は5時間で5℃低下しますが、対してサーモバスSは5時間で2.5℃以下しか低下しません。
お風呂のお湯がさめにくく、時間差で入浴しても追い炊き時間が短くて済むので経済的でもあります。
お風呂のフタも見た目は分厚いですが軽量です。

【暖房機能】
LIXILリノビオ暖房機能

換気扇には換気乾燥暖房付きもオプションで選べます。
換気はもちろん、寒い日には暖房、暑い日には涼風などお好みに合わせて設定できます。
さらに雨の日の洗濯物を干すための乾燥機も搭載。
「サイドブロー機構」「風乾燥モード」の2種類の風により、効率的に乾燥できます。



◆バリエーションについて

ユニットバスの浴槽、シャワー、換気扇等の細かいアイテムは一つずつ選択できます。
規格アイテムの中からご希望にあったものを選ぶため、オーダーメイドに近いお風呂が出来上がります。
細かいアイテムを記載すると書ききれないため、主要な選べるアイテムをご紹介いたします。

【タイプ】
LIXILリノビオタイプ1
LIXILリノビオタイプ2
LIXILリノビオタイプ3
LIXILリノビオタイプ4
LIXILリノビオタイプ5

「リノビオV」シリーズはK、Q、S、F、Eタイプの5種類あります。
違いは、搭載機能と価格、そして洗い場の水栓形状です。
それぞれオプション対応も充実し、お好みのアイテムを選べます。
標準搭載機能が一番充実しているのがKタイプ。
Kタイプから順にスタンダードな仕様になります。
どのタイプを選べばよいか迷う方は、洗い場側の水栓形状から選択するとわかりやすいと思います。
・Kタイプ:プッシュ水栓
・Qタイプ:壁付サーモ水栓
・Sタイプ:クランクレス水栓(メタルマット調)
・Fタイプ:クランクレス水栓(メタルマット調)
・Eタイプ:兼用壁付サーモ水栓(クロマーレS)

LIXILリノビオ水栓

Kタイプのプッシュ水栓は、水栓にボタンが付いており水の出し止めがワンプッシュで行えます。
目を閉じていてもボタン式なので簡単に操作できます。
操作が簡単なため、細目に水を出し止めでき、シャワーの出しっぱなしを防げます。
その他の水栓は全てひねるタイプです。
デザインや握りやすさ、使い勝手でお好みの水栓をお選びください。
また、先ほどご紹介した【まる洗いカウンター・スリムカウンター】もグレードにより選択できる商品が異なります。
まる洗いカウンターを採用したい場合はKまたはSタイプ。
スリムカウンターを採用したい場合はQまたはFタイプをご選択ください。

【浴槽形状】
LIXILリノビオ浴槽タイプ1
LIXILリノビオ浴槽タイプ2
LIXILリノビオ浴槽タイプ3

湯舟につかるときは出来るだけ、ゆったりと入りたい方が多いと思います。
しかしマンションの浴室は比較的コンパクトなサイズが多いため、浴槽サイズは小さくなりがちです。
「リノビオV」には1200サイズの浴槽でも、目一杯広げた「1200ロング浴槽」があります。
浴槽の淵を小さく、浴槽長辺方向に最大限の広さを確保し、浴槽底面も最大限に拡張。
さらに、リラックス姿勢がとれるようアームレストを採用しています。
1600サイズには「1600ロング浴槽」や「ワイド浴槽」(1620サイズ対応)の2種類があります。
「1600ロング浴槽」は足も肩まわりもゆったりと伸ばして入浴できます。
「1600ロング浴槽」にはオプションでヘッドレストがあり、さらにリラックスしお風呂を楽しめそうです。
「ワイド浴槽」は半身浴のできるベンチ付き。
一人でも親子でも広々した浴槽を堪能できます。

LIXILリノビオ浴槽カラーパターン

そして、浴槽の材質は人造大理石「ルフレストーン」が標準仕様です。
大理石のような光沢ときらめいた表面がとても魅力的です。
カラーは6色、壁の色とのコーディネートをお楽しみください。

 さて次に、もっとシンプルで価格もスタンダードな方が良い、という方のために同シリーズの「リノビオP」をご紹介いたします。
コストパフォーマンスの面でも人気の商品です。

LIXILリノビオP

大きな違いは洗い場側のアイテムです。
「リノビオP」にはカウンターの設定がなくすっきりとした印象です。
カウンターが無い分、洗い場側も広く使えます。

LIXILリノビオP浴槽カラーバリエーション

また、浴槽はコストパフォーマンスの高いFRP素材。
カラーは4色で壁とコーディネートしやすい色合いです。
その他のアイテムも比較的スタンダードな標準仕様です。
もちろんオプションでグレードアップも可能です。
色々なアイテムを取っ払いシンプルなお風呂がお好みの方にお勧めです。

「リノビオ」シリーズは弊社でも人気のユニットバスです。
機能性が高く、バリエーションも豊富なため人気の理由がよくわかります。
サイズバリエーションも豊富なため、リフォームでも比較的お風呂空間を広くとれるのも特徴です。
ユニットバス含め、水廻り商品は毎年リニューアルしているため従来のお風呂と比較すると使い勝手、清掃性、デザイン、エコの面でも格段に進化しています。
お風呂のリフォームをお考えの方に、ご参考にしていただければ幸いです。




LIXILリノビオ4タイプの比較 LIXILリノビオ4タイプの比較
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